会長&スタッフブログ

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2024.06.26

イラスト NO.126 平山六鉱のタンク機

イラストNO126は、九州、筑豊にあった明治鉱業平山鉱業所という炭鉱で活躍していたタンク機で、通称、六鉱の237号機です。

福岡県のほぼ中央あたりに筑豊本線の飯塚があり、そこからは上山田線という、大方、石炭輸送のために敷設された鉄道がありました。

上山田線からさらに南西に位置していた平山鉱業所までの2Kmほどの区間には専用線として線路が敷かれ、ここを小さなC型タンク機236,237号機がセキ、セラを牽いて往復していました。

このタンク機で運ばれてきたセキ、セラは、上山田線の臼井という駅で国鉄直方機関区の9600かD60に受け渡されていました。

六鉱の採炭場から長いコンベアで運び出された石炭は、積込場のホッパーで次々と積み込まれて237号機で牽き出されます。

さてイラストですが、この機関車のネームプレートの字体は独特の花文字で、いわゆる国鉄機のそれとは全くことなるものです。

これがイラストではかなりの曲者で、何回も描き直して手間取ってしまいました。それでも満足いくものにはなりませんでしたが。。。

236、237号機、平山六鉱に来る前には新日鉄八幡製鉄所で、新製時から活躍していた機関車です。

2024.06.05

イラスト NO.125 ゼブラ塗装の入替機

 もう6月になってしまいました。

3月末に仕上げていたイラストNO.125はブログアップを怠っており、何と6月にもなってしまいました。

まあ色々と私用もあったのですが、2月も放置しているとさすがに、どうした? との声も複数の方々から頂きまして。 私は元気です。

さてNO.125は我が姫路駅、ヤードでの入れ替えに活躍していた頃のゼブラ塗装の施された9642です。

播但線の列車を牽いて来たC55が終着の姫路に到着すると、客車区に入れる客車編成を東方に持っていく作業のため、入替機がバック運転でやって来ます。

昭和30年代後半、この姫路機関区所属の9642はボイラー前面と前部端梁に、警戒色であるゼブラマーク、そしてテンダー側面には安全十字を入れていました。

9642号機はその後竜華機関区に転属しますが、どうやらその時にゼブラマークは消されたようです。

私は竜華にはよく通いましたが、いつも目にする9642号機にゼブラマークは有りませんでしたからね。

2024.04.02

イラストNO、124 糸崎のターンテーブル

 イラストNO、124は糸崎機関区のターンテーブルで方向転換するC59166号機です。

このイラストは2月14日に仕上がっていたのですが、瀬戸内のロク二から月遅れとなってしまい、もう4月ですから2か月遅れということですね。

さて、166号機ですが、姫路機関区配置時代には岡山までの客レ牽引で活躍しますが、山陽本線姫路電化に伴い昭和33年に糸崎へと転属します。

廃車になったのは昭和38年で、解体になるべく鷹取工場に送られるのですが、幸運なことに国鉄吹田教習所の入り口広場に静態保存されることになります。

私が見学に行った昭和50年頃は、屋外保存でしたが、外観も機関室も綺麗な状態で写真も10数枚撮りました。

時は移り吹田教習所も、関西鉄道学園、JR西日本社員研修センターと名称が変わったのですが、理由は不明なれど平成18年頃に、何と何と、突如解体撤去処分となってしまいます。

名機C59を永年保存しておきながら突然解体とは! これを訊いた時にはビックリしました。

解体事由は、一説によると福知山線脱線転覆事故が遠因との話もありますが、どこから事故と保存機撤去とが繋がるのか変な話で理解できませんが。

ここはイラストで、現役バリバリで活躍していた当時の166号機をご覧ください。

2024.03.25

大椿庭園のツバキ

 今年も開花を待っていた弊社の大椿庭園のツバキが、昨日の朝、開花しました。

今年は太郎冠者が初めに咲きましたが、蝦夷錦の方はあと2、3日はかかりそうです。

昨年も太郎冠者は3月24日の開花でしたから、1年経って、またドンピシャ同じ日に咲くという自然の摂理は不思議ですね。

ここ数日は菜種梅雨のような天候でスッキリしませんが、雨に濡れるツバキもいいものです。

2024.03.23

今更ながらのDD

 

 かねてから、断捨離スタートにと考えて偵察がてらヤフオクを覗いていると、、、。

私のようなだらしない人間には、断捨離どころか真逆にヤフオクが作用してきて、未だにそそられるブツが次々に。

昔から続けてきた模型コレクションを断捨離しようと、ヤフオクに出品する人が大勢いるようです。

おそらく私と同世代の同業者の皆さん方が。

で、それらの出品ブツが私の琴線に触れることになるようで。

ミイラ取りがミイラになる、ということになるんですわ。

で、今更ながらこの度、何と何と12、3年ぶりに当鉄道に転入車両がありました。

大昔の名品、天賞堂の初期製品DD13です。

ホント、大昔のことで忘却の彼方ですが、昭和40年頃の発売ではなかったかな?

当時の価格は、私の記憶では不確かですが4990円、だったかな?そう、物品税なるものがかからないギリの価格。

送られてきたDD13は元箱に入っていましたが、この箱がまた懐かしいものです。 高級品で中学生の私には手が届かなかった箱です。

DD13、当鉄道には既にエンドウ、天賞堂、トラムウェイと7両在籍していますが、一つ目ライト、フロントラジエーター、DT105台車という出で立ちの初期型は初めての入線です。

せっかくの転属ですから、早速総バラシで全検といきましょう。

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