会長&スタッフブログ

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2020.12.31

イラスト NO.79

 前回のイラストに続くNO.79を年内に仕上げたいと思っていましたが、昨夜何とか描き上げて、ギリ、年内に収まりました。

先のD52に続いて、どう言うわけか今回はD62ですが、同系の機関車のイラストを続けて描くのは初めてですね。 D62が描きたかったからです。。。

描き始める前は、サクサクっと短時間で仕上げるつもりでしたが、今回は、、、今回も、調子が狂って描き直しを何か所か。 結局22時間ほどかかってしまいました。

さて、今回描いたのは姫路機関区所属のD6218号機で、同機には珍しい集煙装置付きのカマです。

山陽本線の難所のひとつである、兵庫~岡山県境の船坂峠を三石方から登って来てサミット越え。

山路を下って梨ケ原を通過すると、線路はやがて平坦部に出て、別名の大きな右カーブに差し掛かります。 

峠を下って来たD6218号機が右カーブに入ると、“大根のぶつ切り” と呼ばれた巨体が、カントの付いた線路の枕木を軋ませながら通過して行きました。

D52イラストのブログで触れましたが昭和35年の山陽本線岡山電化により、余剰となったD52は北海道に転属します。

そして兄弟機のD62は北海道には渡らず、東北本線で重量貨物列車の牽引に、昭和40年東北本線盛岡電化の翌年昭和41年まで活躍することになります。

D52密閉キャブ型は最大最強の機関車と書きましたが、このD62は、機関車本体の重量では我が国最大の重さの機関車です。

2020.12.28

安全弁のお話

  先日イラストのNo,78 D52を描いた時のお話。

私は発車間際の機関車の迫力を出すため、安全弁から勢いよく蒸気を噴出させることにしました。

はて、安全弁が噴く時、前、後ろどっちが先だったかな?と、一瞬迷ったのですが、

何となく後ろからだったような気がして、後ろの弁から噴出する姿を描きました。

しかし、もし前からならウソを描くことになりますので、何でもよく知っている大阪のS君に訊くことにしました。

メールで返信があり、調べてくれたところ前からということでした。

私は間違っていたのかとイラストを訂正したところ、、、

S君から後報があって、後ろからだと。。。その根拠はS君撮影のD52の写真で、しかも北海道の201号機。

私のイラスト136号機と同じく密閉キャブ改造の機関車です。

S君が調べてくれて前からという結論でしたが、写真では後ろ! 一体どうなってるの?

かくなる上はプロ中のプロ、宇田賢吉さんに聴いてみようと電話しましたところ、前であると断言されました。

ここからは宇田さんのお話しです。

「安全弁は使用圧力が16Kg/㎠の場合、缶圧が16,3Kgになった時、第一安全弁である前の安全弁から圧を抜きます。そしてもし16,5Kgになった場合には第二安全弁である後ろの弁から圧を逃がします。しかし、16,3Kgで第一安全弁から圧を逃がすと、16,5Kgにはならないので、第二安全弁から蒸気が噴出することはない。」とのことでした。

そこで私は、S君の写真の件を訪ねたところ宇田さんは、

「安全弁の作動が第一、第二と言いましたがこれには規定が無いので、何らかの理由が有れば、その順番を設定変更することは出来ます。第二から先に噴出させる設定変更は可能でしょう。北海道のカマが、何らかの理由で設定変更されていたのかどうかは解りませんけど。」とのことでした。

北海道では現場の要望、あるいは整備改造などを一手に引き受けていた苗穂工場独自の何らかの理由で、設定変更がなされていたのでしょうか?

道ガマの、そのあたりの事情に詳しい人がおれば、お聴きしたいと思っているのですが。

何れ正解が解れば、またご報告したいと思います。 一般の人からすれば、どうでもいいことなのでしょうが、気になり出したら仕方ない。。。

で、とりあえずイラストはどーします? このままでは、年が越せない。。。

S君が送ってくれた201号機の写真をアップしますのでご覧ください。 確かに後ろの弁が噴いていますね。 長万部発車の名作です。

2020.12.24

今朝の空から

  

   今朝の空は雲が多く、どうやら下り坂のように見えますが、雨が降るような空でもありません。

長い間まとまった雨が降っていませんが、そろそろひと雨欲しいところではあります。

今日24日はクリスマスイブ。 例年、人の動きもあり、世の中どこかしら華やいだ雰囲気になるのですが、こと、私の周りを見れば、そんな様子は全くありません。

コロナの影響が足元からそんな雰囲気を消してしまっているのでしょう。

今年も今日を含めて後余すところ8日で、当社の営業も3日となりましたが、ここでも例年のような感じは、私にはありませんね。

2020.12.23

ザ・国鉄型電気機関車カレンダー 2021

  昨日、私が毎年楽しみにしているカレンダーが送られて来ました。

千葉県の斉宮則仁君が撮影・製作している、“ザ・国鉄型電気機関車”のカレンダーです。

例年なら、11月末頃に西日本のJR支社訪問の際に、姫路に立ち寄ってこのカレンダーを持って来てくれるのですが、今年はやっぱりコロナ禍で、

遠出は取りやめたとか。

今年はカレンダー、どうなるのかな? と、思っていた矢先に宅配便で当社に届いたというわけです。 有難いですね。

このカレンダー、1月から12月まで、月毎に異なった電関牽引の列車写真で構成されていますので、国鉄カラーの電関が毎月楽しめる優れもの。

斉宮君の写真、撮影範囲は全国津々浦々に及びますし、撮影時間帯も夜討ち朝駆け? アッ、夜討ちはないか!

今でも各地でコンテナ輸送やイベント列車などで活躍する国鉄時代さながらの電関の美しさは格別ですし、斉宮君独特の列車写真へのコメントが、これまた的を得ていて電関愛に溢れ、思わずホッコリするものです。

ロクロクニーナ は国宝ですか。 いいねー。

このカレンダーは全国ブックマート各店、“ザ・国鉄型電気機関車”のウェブサイトにアクセス頂ければ購入出来ます。

2020.12.22

イラスト NO.78

  先日ブログアップした ゆあみ に続いてイラストNO.78は、D52を描いてみました。

函館本線の重量貨物列車を牽引して、今、正に長万部を出発せんとするマンモス機の姿です。

ブロワーを効かせて石炭の燃焼効率を上げ、缶圧が16Kg/㎠以上になると、安全弁から勢い良く蒸気が噴出します。

136号機は昭和35年10月、山陽本線の岡山電化 (上郡ー倉敷間) によって余剰となり、姫路から北海道に転出したD52、13輛の中の1輌です。

渡道した機関車は、札幌の苗穂工場において北海道耐寒装備が施工されるのですが、その時、136号機は他の3輛(56、201、235号機)と共に開放キャブから密閉キャブへと改造され、外観は大きく生まれ変わります。

さて、この大改造によって、機炭間距離は約70Cm延長されて全長が約21,7mとなり、機関車全長が最大のC59戦後型21,6mをわずかながら抜くことになります。

D52は生まれながらにして国鉄最強の蒸気機関車でしたから、全長が伸びることによって、D52の密閉キャブ型は、文字通り国鉄最大最強の蒸機機関車になったのですね。

136号機は、北海道に渡ることによって、我が国最大最強の蒸気機関車、栄えある4輛の内の1輛になったのです。

2020.12.18

やまと

 

 少し前の話になりますが、ある小料理店で店主と、何でそうなったのかは忘れましたが戦艦大和の話題になりました。

店主は私より干支ひと回り以上若いので、初めは大和と聞いて、てっきり宇宙戦艦ヤマトの話かと思っていましたら、さにあらず。

太平洋戦争中の日本海軍の旗艦、戦艦大和でした。

店主は戦艦大和、大好き。 へー、また変わった人やねー。 

で、ひょこっと、昔、戦艦大和のイラストを描いたことを思い出しました。

鉄イラスト専門の私にしてみれば、船の絵はこの1枚だけですから、何でまた、大和のイラストを描いたのかは忘れてしまいましたが。

イラストの話をすると、店主は是非とも1枚頂戴と言います。 

この度、私のイラスト集から大和の原画を引っ張り出して、カラーコピーしてみました。 サイズはA4です。

描いたのは今から13年も前の、2007年でした。 この週末、フレームに入れて店主にプレゼントする予定です。

2020.12.17

今朝の空 真冬の冷え込み

  今日は12月17日。

朝の東方の空は、概ね晴れですね。 強烈に寒いですが。

全国各地の大雪のニュースが入ってきますが、一昨日からの急な冷え込みで、本格的な冬の訪れを感じます。

ベランダから下の景色を見ると、あちこちが白くなっているので、夜中の内に小雪がちらついたのでしょう。

コロナの感染状況が日増しに気になる今日この頃ですが、過去最多、拡大、という言葉がこの期に及んで頻繁に聞こえてくるのは困ったもんです。 我が兵庫県もまたしかり。

私も、ある会合の開催にホント、際の際まで悩みまくって GOorSTOP どちらかの決断を下さねばならない身ですから、大変辛いもんです。

ある会合。 実は今夕なのですね。 STOPのサインは出したくないけど。。。もう実質、緊急事態と言ってもいい状況ですから。

後、少しだけ予定している集まりなども、極く個人的な、あるいは少人数のもの以外は中止せざるを得ませんね。

思えば今年は、企画していた会合やイベントの中止、延期の嵐でした。キャンセルを関係各所、関係者、参加者などに伝えることに、辛い思いを何度もした年でした。

これからは動向を見て、ではなく、会合、イベントの類は当面企画しない方が無難でしょうね。 これは、人と人との距離が離れ、薄くなっていくような。。。

2020.12.15

狛犬ガイドブック

  今回、狛犬学入門の第二弾、“狛犬ガイドブックVOL.1 狛犬の楽しみ方” なる、たくきよしみつ さんの冊子を買いました。

先月買った“新・狛犬学” と同様、狛犬めぐりの参考書として活用したいと思います。

たくき さんは栃木県日光市にお住まいのようで、関東~東北、上信越方面の狛犬の掲載が多く、私のように関西に住んでいる者にとっては物足りないような気もしますが、これはこれ。 

私は関西~西日本の狛犬めぐりでいいのです。 ちょっと変わった、中には、何じゃこれ! みたいなのも今までに居られましたから。

土地土地による、また、作者による造形の違いや傾向などを探るのは、おもしろい趣味です。

狛犬そのもののガイドはともかく、狛犬を訪ねる時の礼儀・作法や、お社に参るという本来の目的、ルールも

忘れてはいけないことです。

お社に行くと賽銭を投げ入れてお参りをし、それから狛犬を拝見。 

その通り。

2020.12.14

年末の運転会

  毎年末恒例の運転会が今年も開催されました。

と言っても、オッサンが3人だけの、模型機関車の運転も、実に細やかなものですが。

グタグタ言って呑むのが目的ですから。

14時集合で、となってますから、いつもお世話になるS君宅行きましたら、F君は既におりましてもう赤い顔をしていました。

S君と私は同級生ですがF君は少し若いのですが、それでももう来年には定年を迎えるということですから、皆、いい歳になりました。

グダグダ話の話題も、年齢とともに変わってきますが、今年私たちの共通の話題は、テツ関係の膨大な模型や書籍、諸々集めてきたグッズの断捨離と、

酔って転倒して大けがをしたというもので、全くどうしようもないアホさです。

実際、S君F君共に、私とは比べ物にならないくらいのテツアイテムをもっていますので、これの処分など、考えただけで気が遠くなりますね。

以前は夕方から駅前の居酒屋へ、ということでしたが、昨今のコロナ禍で、家呑みです。 

これの方が早く退散出来て都合がよろしい。 今年はいつになく早く帰宅出来ました。 

さて、来年の運転会はどうなっていますかね。

今まで通りに開催出来ることを祈って。。。

2020.12.12

ロブスタースペシャル

  毎月一回あて行っている“オッ3食事会”を、ビスクで開催しました。

オッ3食事会も今年はこれで最後。 忘年会を兼ねたようなものになりました。

今回、いつものオーナーおまかせコースで、と、思っておりましたら、予約をしてくれたN君がいきなり白ワインにしましょうか!と言います。

何か変? ブルゴーニュの白ワインを味わっていると、いきなり大きなロブスターが運ばれて来ました。

うわー!大き。 25cm級のロブスターは、中々口にすろことが無いものですから、びっくりしました。 これに白ワインか! 納得です。

大きな身を4つに分けるように切り目を入れてありますが、そのひとつがまた大きい。 

口にすると、これがまた美味い。 今まで食べたロブスターの中でも、一番美味かった? くらいのおいしさでした。。。

カニ身と生ハムレタスサラダはいつもながらの大盛、続くカボチャスープもいつものおいしさ。

白のフルボトルが無くなって赤のボトルを注文します。

おまかせステーキも大きめのものが出てきて、こりゃー年末に向けて、体重が増えるわ。

いつもながらのビスク満腹コースでしたが、今回は年末スペシャルでエビとステーキのメインディシュが2つ。

誠に美味でした。

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