2020.12.08
足掛け一か月という期間をかけて、“ゆあみ” のイラストがようやく仕上がりました。
私がイラストを描くのは実に8年ぶりのことで、はて、思うように描けるのかどうか?と、不安もあったのですが、
今までよりもちよっと時間をかけて慎重に。。。 何とかカッコついたか。
足掛け一か月などと大げさなことを言いましたが、実際にかかった時間は22時間ぐらいです。 久々のイラストでしたから疲れました。
さて、“ゆあみ” という今ではとんと聞きなれない列車名ですが、これは昭和30年代半ば、京阪神の人たちが主に城崎温泉に行く時、利用してもらう想定で、週末運行されていた快速列車がルーツです。
この週末快速列車は好評で多くの利用客があったため、準急、臨時特急と格上げされ、今では皆さんよくご存じの “はまかぜ” となって運行されています。
イラストは大阪駅の1番線。 お隣りの環状2番線には大阪環状線外回りの101系電車が停まっています。
朝の8時07分発鳥取行き9005Dの発車前の風景ですが、これから鳥取まで播但線経由、約4時間30分の行程になります。
ちなみに80系気動車で “ゆあみ” が、週末臨時特急として運行されていたのは昭和47年10月から翌年1月末までの4か月という極く短い期間でしたから、
この風景は貴重と言えば貴重です。
ゆあみは湯浴み。 温泉にゆったりと浸かる感じで、街中の銭湯に行くイメージではありません。
特急列車のネーミングとしては、ほんわかムード満点。 いいですねー。
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