2019.03.13
翌日10日の出発が早朝だったために、9日の夜は田辺の飲み屋街の散策もままならず。
が、かんてきさん を出たところで、地元のおじさんと思しきお方に、一軒スナックを紹介してください、と訊いてみました。 で、そのお方に同行願い、一軒のカラオケスナックに。。。ぶーちゃん という店でした。 田辺は小さな町ですから歓楽街というイメージはありませんが、結構有名な姫路の魚町、塩町よりは人通りが多いような、活気があるような気がしました。一体、何がそう思わせるのか? 9時には切り上げてホテルに帰る。。。そう言っておりましたので、そそくさと帰りましたが、心残りではあります。
二日目はいよいよ紀伊半島をぐるっと回ります。
紀勢線2327Mは紀伊田辺6時19分発です。5時起きした我々は5名揃って紀伊勝浦に向かいます。 むむー。日曜日なので乗客は我々だけです。
気兼ねすることもないのですが、105系電車のロングシートでアルコールは、やっぱり遠慮しますよね。 と言うよりも、まだ朝の6時過ぎでっせ。
前日のような快晴なら、さぞ太平洋の海原は綺麗だろうに。。。この日は小雨が。 海の風景も雨に煙っていますが、それはそれ、勝浦までの2時間20分の各駅停車、電車旅を楽しみます。
地図を見ると、紀勢線は海沿いの風景が車窓に拡がって、と思う人が多いでしょうが、イメージとは全く異なり、実は難所続きの山線です。
C58が走っていた頃は蒸機でこの山線、乗務員はさぞ苦労したでしょうね。
白浜、周参見、本州最南端の駅 串本、クジラの町 太地を経て紀伊勝浦に到着します。 まだ朝の8時42分です。 ここから松阪までは、ワイドビュー南紀4号 名古屋行きに乗車しますが、ようやく85系DCに乗ると、いつもの鉄旅のような気分になるのが不思議です。 エンジン音が安らぎなのですかねー。 相変わらず雨脚はきついです。
新宮、熊野市、尾鷲、くろしお4号はパワフルに難所をクリアーして行きます。
そして松阪までのラストスパート、滝原、三瀬谷、川添、栃原と、DD51重連貨物の名撮影地を通過し、多気を過ぎると間もなく松阪です。
車内は、飲み食いした痕跡を残さないように片付けたら、11時25分到着。
ここからは、我々の鉄旅では珍しい私鉄乗車になります。 近鉄特急の賢島行き。 松阪からそのまま名古屋へ出て新幹線、言うのが普通でしょうけど、盲腸線のような鉄道で賢島までです。 賢島はどうも、昼食に、中義水産の五種盛り合わせセットをF君は食べたかったのか? 確かに海鮮焼きは美味しいし、ビールが進む君です。 小一時間、海の幸を堪能した後、志摩半島遊覧船の発着場にあるこの店から駅まで、雨の中を小走りで帰りました。
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