会長&スタッフブログ
2024.10.24
画集・播磨の飛行場
この度、加東市在住の艦船画作家の服部武司さんから、「画集・播磨の飛行場」を頂きました。
船の雑誌「海と空」「世界の艦船」などの専門誌に数多くのイラストを掲載され、艦船画家として著名な服部さんが飛行場とはこれ如何に?
今から5年前の2019年4月、服部さんが紫電改実物大レプリカ公開に鶉野飛行場跡に行かれた時、上谷昭夫さんと会われたのが最初のご縁だそうです。
服部さんはその後、戦史研究家として活動する上谷さんの資料、知識を受けながら、鶉野他、戦時中に播磨に存在した尾上、相野、明石、嬉野の各飛行場や関連した戦時下、戦後の情景のラストを数多く描かれています。
実は私も、服部さんをご紹介頂いたのは上谷さんからで4年前のことですが、服部さんから戦時中の汽車と、戦後昭和30年代の山陽電車のイラストを描く元資料を依頼され、数枚お渡ししました。 すると、ひと月も経たないうちに鉄道関連のイラストを10枚ほど送って頂きましたが、何と正確、精緻によく描かれていること。。。戦時型のD52、山電の電車。。。専門の艦船なら当然でしょうが、飛行機に汽車・電車。 服部さんの専門外ですから。 (私なんぞは汽車だけで精一杯の体たらくで、しかも描くのが遅い)
この画集は堅苦しい感じの無い素晴らしいタッチのイラスト資料です。皆様、是非一度、手に取ってご覧ください。