会長&スタッフブログ
2024.08.31
昭和29年夏 北海道私鉄めぐり
先日、RM LIBRARY のバックナンバー、「昭和29年夏 北海道私鉄めぐり」 という鉄道書籍の上巻、下巻をセットで買いました。
RM LIBRARYのバックナンバーについては、欲しいものが目についた時にちょくちょく買っているのですが、この度は特に昭和29年夏、という一時期に限定されたタイトルだったので、はて?いったいどんな内容なのか興味津々で買ったのですが。
著者は青木栄一氏。 はて、どこかでお見受けしたお名前? しばらく経ってから思い出したのですが、そう、大昔の「鉄道ピクトリアル」他、数多くの鉄道記事で地方私鉄や軽便鉄道を紹介されてきた方で、鉄道ファンとしても高名な方でした。
さて、その内容は、氏が無事大学入学を果たした翌昭和29年の夏、2週間にわたる北海道一人旅での私鉄めぐり見聞録なのですが、その写真も文章も、卓越した的確さ、詳しさ、新鮮さで、時の経つのも忘れるくらい、のめり込んでしまう内容です。 それについてここでご紹介するのは軽々しく思いますし、また私の解説ごときでは不十分になりますので割愛しますが、百聞は一軒に如かず で、一度ご覧ください。
青木栄一氏 東京学芸大学名誉教授 他、数々の要職をこなされ、4年前に鬼籍に入られたのですね。 地理学の権威でおられるだけでなく、船舶、艦船、軍史、鉄道輸送、交通事情等々に精通された学者さんですから、卓越した著作も当然と言えば当然ですね。
私など、忘れる、メモしない、観察力無し、整理が出来ない、文章が書けない、写真が下手くそ。。。 話になりませんわ。