会長&スタッフブログ
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2024.08.31
昭和29年夏 北海道私鉄めぐり
先日、RM LIBRARY のバックナンバー、「昭和29年夏 北海道私鉄めぐり」 という鉄道書籍の上巻、下巻をセットで買いました。
RM LIBRARYのバックナンバーについては、欲しいものが目についた時にちょくちょく買っているのですが、この度は特に昭和29年夏、という一時期に限定されたタイトルだったので、はて?いったいどんな内容なのか興味津々で買ったのですが。
著者は青木栄一氏。 はて、どこかでお見受けしたお名前? しばらく経ってから思い出したのですが、そう、大昔の「鉄道ピクトリアル」他、数多くの鉄道記事で地方私鉄や軽便鉄道を紹介されてきた方で、鉄道ファンとしても高名な方でした。
さて、その内容は、氏が無事大学入学を果たした翌昭和29年の夏、2週間にわたる北海道一人旅での私鉄めぐり見聞録なのですが、その写真も文章も、卓越した的確さ、詳しさ、新鮮さで、時の経つのも忘れるくらい、のめり込んでしまう内容です。 それについてここでご紹介するのは軽々しく思いますし、また私の解説ごときでは不十分になりますので割愛しますが、百聞は一軒に如かず で、一度ご覧ください。
青木栄一氏 東京学芸大学名誉教授 他、数々の要職をこなされ、4年前に鬼籍に入られたのですね。 地理学の権威でおられるだけでなく、船舶、艦船、軍史、鉄道輸送、交通事情等々に精通された学者さんですから、卓越した著作も当然と言えば当然ですね。
私など、忘れる、メモしない、観察力無し、整理が出来ない、文章が書けない、写真が下手くそ。。。 話になりませんわ。
2024.08.26
イラスト NO.128 万能中型機の顔
8月のイラスト、NO.128 は万能中型近代機と称される、今更ながらのC58です。
C58については、ここでひと言も何もないのですが、今回は高山本線の「準急のりくら」を牽引していた頃の216号機です。
第二次大戦後10年近くを経て、各地方路線にも徐々に優等列車が登場してきた頃、高山本線には不定期ではありましたが昭和30年(1955年)に準急が登場し、名古屋~富山間に運行されました。
その後は本数、運行区間、列車等級など変遷はありましたが、1990年まで35年間の長きに亘って「のりくら」は高山本線の看板列車として走り続けました。
もっとも、シゴハチが牽引したのは昭和33年(1958年)に「のりくら」がDC化されるまでの、僅か3年間だけの短期間ですが。
昭和30年代、高山本線では高山機関区と美濃太田機関区にシゴハチは合わせて10数両配置されていましたが、「のりくら」を牽引するのは高山区のカマで、108、109、159、266、364号機などと共に216号機も活躍しました。
2024.08.05
蒸機愛好者の集い ミニ版
昨日の午後、毎年京都で開催される「東西蒸機愛好者の集い」のミニ版が、姫路で開催されました。
ミニ版と言っても集まったのは私を含めて6名で、あくまでもたまたま6名が寄ったということですが。
東は京都、神戸から、西は広島、岡山。 猛暑の中、姫路までご苦労様です。
集まりで昼食なのですが、せっかくですからちょっと一杯、ということになります。 ゆっくりとテツ話が出来るように、花そばゆう、ひと部屋とランチセットを予約しました。
先ずはビールで乾杯ですが、暑さのせいもあってすぐに2本目、3本目となって、いきなりテツ話、蒸機談話となりました。
この度の集まりが、季刊誌「蒸機の時代」編集者のFさんと、掲載記事執筆者のメンバーとの集まりのような感じですから、盛り上がらないわけがありません。
まだ帰るには早い、と言う皆さんのご要望で駅近くの昼飲み屋へ移動して、さらに1時間半ほど。
帰りの電車が混み合うまでに、お気をつけてお帰りください。
なお、蒸機愛好者の集い 本会は今年の11月9日(土)に開催予定となっています。