会長&スタッフブログ
2024.07.24
イラスト NO.127 北辺の9200
イラストNO、127はまたまた遅くなりましたが、北の9200です。
アメリカの車両メーカー ボールドウィン社製 軸配置1Dの9200という形式の機関車は、大型のコンソリデーションとして“ダイコン”という愛称で呼ばれ、蒸機ファンの間では結構知られた存在でした。
9200は、1900年代初頭、輸入された当時は東日本を中心に客貨を問わず重量列車牽引で活躍していたようですが、徐々に北海道の炭鉱会社専用線に活躍の場を移し、石炭列車輸送に40数両という9200が使用されていたそうです。 それでも形式消滅したのが昭和40年頃ですから、私には全く無縁の機関車ですが。
前回のイラストが九州の平山六坑の237号機でしたから、図らずも続けて炭鉱専用線の機関車になってしまいましたが、今回は北海道、上芦別炭鉱専用線で石炭列車牽引にあたっていた9200を描いてみました。