会長&スタッフブログ
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2022.05.29
別府のキハ2
昨日は、先日イラストNO,98で描いた別府鉄道キハ2の細部を確認したくて、別府町長砂にある円長寺公園を久々に訪ねて見ました。
既に仕上げたイラストの細部確認? どうせなら描く前か、仕上げるまでに確認するやろ普通は!
仕上げてから気になる細部があることもしばしばで。。。
思い返せば、私が前回、このキハ2を訪ねたのは、まだこのキハの保存会が発足する前の、相当ヤレた時代のことですから、10数年前にはなるでしょうか。
保存状態が気にはなっていましたが、まずまずの状態で、保存会さんご苦労様です。
次回の保存会活動日には、車内の見学もさせてくれるようで、こりゃー、その日に行かねばなりません。
そうそう、イラストNO.80で描いた別府DC302も、仕上げてから後で細部確認に行きましたねー。 タイミングが悪いのは昔から変わりませんなー!
2022.05.19
イラスト NO.99 C58 112号機
イラストNO.99は九州、豊肥本線で活躍した豊後森機関区のエース機、門デフ分類 K-9タイプ装備のシゴハチ112号機を描いてみました。
112号機は昭和35年の天皇九州行幸の際には、お召し列車牽引の栄誉を得た名機で、煙室扉ハンドル、給水加熱器の飾り帯などに名残が見て取れます。
その後、豊後森機関区廃止に伴い、105、115、277、350号機の4輌と共に112号機は大分機関区に転属します。
私の知っている限りでは、115号機を除いて105、277、350号機はお召し列車牽引の栄誉に浴するという名機揃いで、しかもタイプは違えどそれぞれが門デフ装備機で人気者でした。
蒸機時代も終焉を迎えようとしていた頃、私は最後の活躍をする志布志線のシゴハチを写真に収めたくて足を向けましたが、志布志のシゴハチ ラスト3兄弟424、426、427号機は既に無く、代わりに20、112、277号機がいました。
2022.05.13
ネイキッド改造計画
この程、息子のところに行っていたシルバーネイキッドが、私のところに戻ってきて、私が乗っている黄色のマジカルギアと2台になってしまいました。
かねてから、シルバーはターボですから、私のところに戻って来たら乗ろうと思っていたのですが、ちょっと試乗してみると気になるところが。
アイドリング時のエンジンの微妙な振動と異音があり、ヘッドカバー、ヘッドからオイル漏れも。
黄色マジカルギアとシルバーターボ。。。
散々考えた末、私は黄色マジカルギアに乗ることにして、シルバーのターボエンジンを整備後、黄色マジカルギアに載せ替えることにしました。
早速、ボディーショップシミズさんに作業を依頼して、交換するパーツなどの手配をお願いしました。
連休が明けて、ネイキッド改造計画が始まりましたが、あれこれとややこしいこともお願いしましたので、この計画完了は5月末頃になるでしょうか?
いずれにせよ、ターボエンジンは馬力が違います。 レスポンスが断然良くなりますので、走りはキビキビしたものになります。
ボンネットフードはシルバーターボのエアインテーク付きと交換しますので、外観もちょっと変わることになりますね。
2022.05.04
イラスト NO.98 別府鉄道のキハ2
イラストNO.98は別府鉄道野口駅に停車するキハ2を描いてみました。
昭和40年、ある寒い冬の日の朝。 雪こそ無かったのですが、夜来の霜で枕木が白く凍っていました。
あの頃の野口駅周辺はおおきな建物も無く、山陽本線加古川駅が遠望出来るほど見通しがきく、広々とした田舎の風景が広がっていました。
後に加古川市役所がすぐそばに移転してきて大きな建物が経ち始めてからは、のどかな風景が一変してしまい、やがて別府鉄道そのものが無くなってしまいます。
国鉄高砂線のキハ35と別府鉄道のキハ2とが、島式ホームに並んで停車している懐かしい鉄道情景も、遠い昔の物語になってしまいましたが、
このキハ2は今でも別府鉄道野口線円長寺駅のあった場所に保存されています。
久しぶりにキハ2に会いに行って来ましょうか。