会長&スタッフブログ
2020.06.03
11号機の今
先日、豊岡のC57 11号機を見てきました。
永年、保存蒸機としては、かつて、実際に機関車に乗務していた豊岡機関区のOBの人たちが中心となった保存会もあり、
良好な状態で維持管理されてきた11号機ですが、ここ数年はメンテもされていない状態です。
塗装の剥離や、車体は全体的に酷い錆も多く、腐食穴が空いてもおかしくない部分も多数、という感じです。
ところが不思議なことに、機関車の東側に設置されている、経歴や諸元表などが書かれた説明板は、真新しく建て替えられて綺麗な状態です。
この機関車を大切にしましょう、と書かれているのですが実際は放置状態ですから、何とも。
まだ完全に見捨てられてはいないようにも思いますが、さてさて如何に。
機関車本体の修復が急がれます。 名機11号機もこの先、生きるか死ぬかの瀬戸際に思われます。