会長&スタッフブログ
月別アーカイブ
2018.03.29
椿1号も咲きました
大椿庭園の椿
南側の2号は先日開花しましたが、少し遅れて北側の1号も開花しました。
これから順次花が咲いていきますので、当分の間楽しめますね。
ちなみに2本の椿の品種は、1号は “光源氏” で間違いないのですが、2号は図鑑を調べても似たようなものが見当たりません。
色目からして “大虹” ではないかと思われますが、花びらの白と赤のパターンがかなり異なります。
2018.03.27
大椿庭園の今
今年の冬は記録的とも言える寒さでしたが、ここへ来て一気に暖かくなりました。
10日ほど前から、咲くタイミングを伺っていた椿2号 (北側に植わっている木が1号、南側が2号、と勝手に決めているのです) が、ボチボチ開花してきました。
今、6、7輪くらいでしょうか? 桜のように一斉に咲けば見事でしょうが、椿は大方ひと月くらいかけて順番に開花しますので派手さはないですね。
寒い時期に、寒肥のつもりで適当に撒いた “花ぼーろ” の効き目はあったのでしょうか?
さてさて、1号の方は花が赤くて見栄えがするのですが、未だ咲く気配はありません。
2018.03.23
エンジニール
エンジニアのことですね。
先日、O君のフェイスブックで知ったエンジニール。
主人公の島安次郎は、明治時代、日本の鉄道黎明期に、鉄道院技術課長として手腕を振るった、わが国の鉄道育ての親ともいうべき、鉄道史、車両史には欠かすことの出来ない人物です。
このエンジニールは、以前に 「カレチ」 で一躍有名になった池田邦彦の描く、今度は明治時代の鉄道技師が主人公の漫画です。
私たちは、いや、私は昭和の生まれですから、明治時代の鉄道の歴史については、断片的、部分的に知っていることはあっても、一人の技師にスポットを当てたような切り口の物語などには疎く、技術的なこともどのくらい知っているのかと思うと、お寒い限りです。ですから、このエンジニールには興味がそそられ、即、購入となりました。
今日、送られてきたばかりで、まだ読んでいませんが、パラパラとページを繰っていくと、明治の機関車やら客車やらが軽妙なタッチで描かれていて、大変面白そうです。
さて、どのような感動的な物語が展開されているのでしょうか。
2018.03.21
昭和レトロ情景館 オープン
先日、当ブログでご紹介した、たつの市龍野町日山にある古民家に展開される 「昭和レトロ情景館」 が、いよいよ明日3月22日にオープンします。
13年という長い年月をかけてこつこつと手作りした、様々なストラクチャーで、東龍野町と、背景の山地をぐるりと回る線路で、この昭和の情景は構成されています。
超というよりも、その頭に超が2、3個付くような実感的、細密ストラクチャー満載のレイアウトは、もう、圧巻を通り越して、呆れてしまいます。
まあ、口では説明し切れないのですが、百聞は一見に如かず、というところでしょうか。
館内には、喫茶、オリジナル商品の販売コーナーも設えてあり、ゆったりとした、というよりも、浮世離れした空間があります。
皆様も是非足を運んで下さいませ。。。
昼間の情景と
照明の入った夜景
そしてオリジナル商品販売コーナー
2018.03.20
線路はつづく
線路は続くよ~どーこまでも~ ♪
というわけで、兵庫県政150周年記念事業のひとつ 特別企画展「線路はつづく」 が県立歴史博物館で開催されます。
サブタイトルは、ーレールでたどる兵庫五国の鉄道史ー となっています。
レールでたどる、と言うと、レールすなわち線路、路線のことかと思いますがさにあらず。 レールそのもの、実物のレールに刻印されたメーカー、製造年、敷設された鉄道会社名などから、兵庫の鉄道の歴史を紐解こう、という、一風変わった切り口の企画です。
歴史博物館には、鈴木敬二さんという、知る人ぞ知る、兵庫県内を中心とした鉄道遺産研究の第一人者がおられますので、それ来た、待ってましたの名企画ですね。
今流行りの、軟弱鉄道ブームからは対極、硬派の鉄道企画展に仕上がっていますので、
ドクターイエロー、運転シュミレーションではしゃぎまわるお子供さん連れには、ちょっと。。。アレレ、この鉄道展のPRをするつもりが脱線しそうになって。。。
非売品、無料入場券が私の手元にありますので、ご希望の方はお申しつけを。。。お早めにどうぞ。
この特別企画展は4月28日~6月17日まで。
2018.03.17
マツダのポーター
近所の自動車板金屋さんには、時々、旧車、珍車が入ってきます。
一週間ほど前に入って来た車がマツダのポーターです。
マツダの商用車と言えば、まずポーターキャブが知られていますが、このポーターは、キャブオーバータイプのポーターキャブではなくて、ボンネットタイプの初代のポーターです。 しかもトラックタイプではなくバンタイプ。。。 ああー、そう言えばバンあったなー、というくらい珍しいです。
サッと見回すと車体下部などは錆びて腐りかけてはいますが、欠品は無さそうですからレストアするなら、し甲斐がありそうな状態です。
さてこの板金屋さん、このポーターをどう処置するんでしょうかね? スクラップには間違ってもしないことだけは確かです、よねー。
長い間、マツダの軽商用車として君臨してきたポーターも、今ではスクラムと名前を変えて、しかもスズキとのOEM生産車となっていますが、初代ポーターは、忘れえぬ名車ですね。 綺麗にレストアされたら、また写真を撮らせてもらいます。
それはそうと、このポーターバン、どことなくホンダのNコロに似ていますよね。 Nコロをちょこっと後ろに伸ばした感じ。。。
2018.03.16
四季の姫路城
島内治彦さんから今年も写真展のDMが送られてきました。
今回は 四季の姫路城 です。
イーグレひめじ 市民ギャラリー特別展示室にて3月21日~25日までの5日間の開催です。 私は島内さんの写真展には必ず行くことにしていますが、さて、今年は何時行こうかな。
開催時間は午前10時~午後6時まで (25日の最終日は午後5時まで)
2018.03.14
北前船の製作は
昨年の秋に、Oさんの召集で、あるプロジェクトの一端を担うことになったOR君と私。
あるプロジェクトとは、姫路市が進める飾磨、姫路港旅客船ターミナルに 「海」 「みなと」 「銀の馬車道」 をテーマとして新設される「姫路みなとミュージアム」に展示する模型、江戸~明治時代の飾磨港風景をミニチュアで再現しようというものでした。
生野銀山で採掘された銀、銅は、銀の馬車道を通って積出港である飾磨から北前船によって各地に送られたということからの由来です。
Oさんは市からそのジオラマ製作を受け、その具体的なスペックを設定する相談がありました。
ジオラマ作りと言えばたつののOR君が名人ですから、お任せで十分事足りますが、ジオラマを演出する小物、ストラクチャーなどの製作はちょっと頭を悩ませました。
縮尺と表現方法などのアウトラインが決まって、私は細々ながら1/150の北前船を2、3隻作ることになりました。
ああー、船か! HOの車両なら今までに何両も自作していますからどうにでもしますが、船を作るのは初めてです。
で、製作を始めてわかったのですが、北前船のようなもっこりふっくら船体は曲面構成ですから考えていたよりはるかに難しいものでした。
板状の白ボール紙を切って曲げて、ひねって貼り合わせ曲面を作る。。。 中々思うようにはいきませんので、いやになって長い間放置。。。
OR君らが担当していたジオラマの地面、建物などは順調に作業が進み、いよいよ最終段階になって。
大急ぎで北前船の製作を行いました。 紆余曲折、妥協、手抜き、その出来は決して褒めたものではありませんでしたが、駆け込みで一昨日納品。 やれやれ。 納品締め切りの前日でした。
2018.03.10
500円玉貯金のお召機
この度当鉄道に、開業以来53年を経て、初めて蒸機のお召機が入線しました。
C51の239号機、天賞堂の大昔の製品 (恐らく1970年代前半頃の)で、しかも不動、塗装剥げも所々という代物です。 比較的近年のお召機の製品などは高くて、とても手が出ませんから、私が買おうというのは所詮こんな難あり品です。 不動の原因を探って見てわかればしめたものですが、原因がもひとつ分からない、あるいは原因すら調べずに放ったらかしの機関車も数々。
このC51は折角の記念すべき第一号の蒸機お召機ですから、何としても走らすようにしなければ。
ところでこのC51お召機は、私が7~8年前からしている500円玉貯金から買いました。
この500円玉貯金は、昨年の秋に一旦200枚、インスタントコーヒーの空き瓶に貯まっていたものを出し、新たに、財布の中に入ってきた500円玉を貯めだしたものですが、2月末で80枚になって、購入資金となったものですね。 500円玉80枚、すなわち4万円也。
天賞堂のC51初期製品はお召機でなくても4万円位はしますから、たとえ不動でもお召仕様ならお買い得か。。。な。
2018.03.06
タムの増備
とは言っても、何時手にしたのかもかわからないタム6000? 発売されてから50年以上経っているカツミエンドウのタンク車です。
模型部屋の整理で、ジャンク箱、ゴミ箱のランクのガラクタで、もう処分しようかと思っていた車両の中の一両でした。これが、ふとレストアをしてみようかと気分が変わってしまいました。 ( 同様の2軸タンカーがまだ3両ある )
大方自由形ですから、レストアなどという大げさなものでもなく、気楽に遊べます。
時間をかけたり、ややこしいことを考えると、また途中放棄となりますから、2時間で。。。
荒れたタンクの修正、塗装の簡単な養生、それらしき部品の製作、若干の手すり、ブレーキてこ・シューなどのパーツ追加とKDカプラーへの交換、そして洗浄、塗装。
真鍮工作、半田付けが少し要りましたから、2時間ではちょっとでは無理でしたが、それでも2軸タンカーが1両出来ました。 インレタを入れたらそれらしくなるのですが、本体よりもインレタの方が高くつく。。。大阪まで買いに行かねばなりませんから、電車賃も要るし。
捨てる神あれば拾う神あり。 わたしゃ、断捨離はできませんのー。。。