会長&スタッフブログ
2016.06.22
樹林舎の「姫路市の昭和」
今日、樹林舎発行の「姫路市の昭和」写真集を頂きました。
これは昨年12月初め、名古屋の出版社、樹林舎の岸さんが当社に来られ、その時に私が写真数枚を提供させていただき、
あわせて、私の知人で貴重な写真を持っておられる方を2名ご紹介したものです。
私が提供させていただいた写真とは、昭和46年の播但線C57と、昭和47年SL白鷺号運行時、姫路機関区で撮影したC62、そして私が所蔵している撮影者不詳の、川西航空機姫路製作所における紫電改製作中の写真2枚です。
早いもので、岸さんが来社されてから、もう半年も経っていたのですね。めでたくこのほど発行となります。
さて、送られてきた写真集ですが、写真の説明書きを読んでいると、なかなか趣のある名文で、古き良き時代の懐かしさが満載です。
中には思わず涙するような傑作も。。。
今ではデジカメ、スマホなどでも、極く簡単に誰にでもそこそこの写真が撮れる時代ですが、
まだカメラやフィルムが貴重で高価な時代に、普段の生活の一場面を切り取ったスナップ写真撮影者や、催事の様子をカメラに収めた人たちはどんな人だったのかなーと、遠く思いを馳せると実に感慨深いものがあります。
そして写真の中にいる人たちも、大方の人たちがこの世を去っているということを思えば、昭和も遠くになりにけり、ですね。
この写真集、今週発行されますから、大きな書店には少数並びます。
1冊9250円と高価な本ではありますが、増刷はしませんので入手したい方はお早目にどうぞ。
トウジ