2024.08.26
8月のイラスト、NO.128 は万能中型近代機と称される、今更ながらのC58です。
C58については、ここでひと言も何もないのですが、今回は高山本線の「準急のりくら」を牽引していた頃の216号機です。
第二次大戦後10年近くを経て、各地方路線にも徐々に優等列車が登場してきた頃、高山本線には不定期ではありましたが昭和30年(1955年)に準急が登場し、名古屋~富山間に運行されました。
その後は本数、運行区間、列車等級など変遷はありましたが、1990年まで35年間の長きに亘って「のりくら」は高山本線の看板列車として走り続けました。
もっとも、シゴハチが牽引したのは昭和33年(1958年)に「のりくら」がDC化されるまでの、僅か3年間だけの短期間ですが。
昭和30年代、高山本線では高山機関区と美濃太田機関区にシゴハチは合わせて10数両配置されていましたが、「のりくら」を牽引するのは高山区のカマで、108、109、159、266、364号機などと共に216号機も活躍しました。
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