2024.04.02
イラストNO、124は糸崎機関区のターンテーブルで方向転換するC59166号機です。
このイラストは2月14日に仕上がっていたのですが、瀬戸内のロク二から月遅れとなってしまい、もう4月ですから2か月遅れということですね。
さて、166号機ですが、姫路機関区配置時代には岡山までの客レ牽引で活躍しますが、山陽本線姫路電化に伴い昭和33年に糸崎へと転属します。
廃車になったのは昭和38年で、解体になるべく鷹取工場に送られるのですが、幸運なことに国鉄吹田教習所の入り口広場に静態保存されることになります。
私が見学に行った昭和50年頃は、屋外保存でしたが、外観も機関室も綺麗な状態で写真も10数枚撮りました。
時は移り吹田教習所も、関西鉄道学園、JR西日本社員研修センターと名称が変わったのですが、理由は不明なれど平成18年頃に、何と何と、突如解体撤去処分となってしまいます。
名機C59を永年保存しておきながら突然解体とは! これを訊いた時にはビックリしました。
解体事由は、一説によると福知山線脱線転覆事故が遠因との話もありますが、どこから事故と保存機撤去とが繋がるのか変な話で理解できませんが。
ここはイラストで、現役バリバリで活躍していた当時の166号機をご覧ください。
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