2024.03.10
今回のイラストは、昭和の初めに生まれた異色のガソリンカーキハ二5000です。
製造数がわずか12両とのことで姿を消したのも昔のことですから、私も当然見たことも写真を撮ったこともありません。
ところがちょっと変わった気動車が好きな私にすれば、キハニ5000は何故か気になる車両です。
HOの鉄道模型界ではかつて「つぼみ堂」や「フクシマ」から発売されていたこともありましたから、私にはそのイメージが残っているからかも知れません。
残念ながら、キハニ5000は持っていませんが。
そのキハニは車体長10mのリベット構造半鋼製車体のかっちりとした車両だったみたいですが、エンジン出力が小さくて走行性能は良くなかったとのこと。
それでも、播但線姫路~寺前、姫新線姫路~播磨新宮間で運用されていたとのことで、私には妙な親しみがあります。
今は北海道の苗穂工場に保存されているようで、機会があれば見学してみたいですが、ちょっと遠いですね。
(C) 2016 株式会社旭ノ本金属工業所