2023.06.20
大昔から手に入れることが出来れば、一度は乗ってみたいと思っていたトヨタ車がRT55でした。
RT55と言っても、一般の人には何のことだかわからんのですが、車好きの人なら、「ああー、コロGか。」となります。
マニアの間では「コロG」と言ってはいけないそうですが、RT50コロナのハードトップがベースになっていますから仕方ないところですね。
理屈っぽい話は別にして、このRT55は “トヨタ1600GT” という車です。
私がブログネタにするのは、この度RT55を購入したからですが、いくら欲しかったと言えども昭和42年製の、今から56年も前の車ですから一筋縄では行かないぞ、と思いながら。
さて、私がこの車の購入を決めて茨城県まで引き取りに行ったのが4月中旬です。
紆余曲折、姫路に持って来てからは、とりあえず公道を問題なく走れるレベルまで整備する、ということで、いつもお世話になっているボディーショップシミズさんに委ねることになりました。
覚悟はしていたのですが、車は表から見えないところが怖いです。 で、この車も色々と。。。ありましたね。 いやいや、過去形ではなく現在進行形ですが。
それでこの15日に、とりあえず、のところはクリアしたつもりで乗り出すことになりました。
だましだまし、という域を出ない走行がしばらく続きそうですが、DOHC 9Rエンジンとソレックスとの相性がいいのか、快音を響かせて走ります。
明度の高いイエローのボディーカラーと快音で、結構視線を浴びているようです。 「なんじゃ、この旧い車!」 でしょうね。
今後続くであろう苦労話をネタに、このブログをアップしてゆければいいのですが、かつて私が係わってきた4~50台の車の中で最も旧い車ですし、生産台数はたったの2222台、現存数も極端に少ないとくれば、部品調達などはどうなることやら。
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