2023.01.04
私にとってC56はそう身近な存在ではなく、木次、七尾などで見かけたくらいで撮影もままならないような感じの機関車でした。
それでもポニーという愛称で親しまれ、小海、大糸、飯山線など距離の長い簡易路線では活躍した蒸機で中々の人気者でした。
今回のイラストはそのご縁の少ないC56ですが、セピア色したキャビネ版の写真が手元にあって、誰が、何時、どこで撮影したものか解らない謎の1枚です。
雪の積もった山間の小駅でワム、ワフの小貨物を牽いて出発を待つシゴロクの姿ですが、架線が張ってありますし、130号機はシールドビームでありながら集煙装置未装備ですから、場所と年代は大方解かるはずですね。
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