2022.09.03
シゴハチの241号機と言っても、何も特別な機関車ではなくて、ごく普通のシゴハチです。
私がこの機関車を撮影していた頃には津山区所属で姫新線や伯備線を走っていましたが、昭和46年、姫新線、伯備線のDL化により、遠くは青森県八戸の尻内区に転属となります。
そして昭和47年3月、廃車になるまでの1年間を八戸線で活躍しました。
仕業の合間、機関区に憩う241号機を眺めていると、キャブの窓を2枚とも、おまけにドアも外していますので、力行でトンネル突入となると相当な煙攻撃になったことでしょう。
多くのシゴハチがコンプレッサーを単式から複式に換装したのですが、昭和40年頃の撮影では単式のままですね。
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