2021.10.12
イラストNO.91は、NO.90 2120に引き続いて中小型のタンク機、C13になってしまいました。
C13という機関車は、近代機の中でも非常にマイナーな形式で、国鉄制式機であったのか、なかったのか、どうだったかなー。
色々と探ってみましたが、C13は資料も少ないですから、やっぱりマイナーな存在なんですね。
もちろん私は、片上鉄道C13の存在は知っていましたが、廃車になる頃の話ではなかったのかな?と、昭和40年になるかならないかの時代に思いを馳せています。
国鉄のタンク機では従台車が2軸で大きめなのは、C10かC11に通ずる形態の機関車ですが、サイドタンク下のラインとランボードとの高さが同じなのは、この機関車の大きな特徴でしょう。
そうですねー、サイドタンクやキャブにリベットが無い溶接構造の車体を見ると、やっぱりC11に近い機関車ですね。
柵原から瀬戸内の港まで、せっせと鉱石を運んでいたのでしょうが、大きなスポーク動輪を見ると、2~3両編成の客車の牽引もしたのかね。
(C) 2016 株式会社旭ノ本金属工業所