2021.01.18
昨日私は播磨町大中遺跡公園内にある郷土資料館に、別府鉄道で活躍したDL、DC302の見学に行きました。
今、イラストでこれを描いているのですが、同機が保存してあるのを思い出し、また保存状態も気になったので見に行こうとなったわけです。
かつて、ここ郷土資料館のすぐ横を走っていた別府鉄道土山線。
DC302は同じく土山線で使用されていた客車ハフ5と共に展示されています。
屋根のある展示場のお陰で、またメンテもしっかり施されており状態良好なので、先ずはひと安心です。
私がイラストを描くに当たって、302の、どうももうひとつはっきりとしないパーツや、全体の雰囲気を見たいために見学となったのですが。。。
やっぱり実物を目の当たりにすると、各部のディティーも良く解り有難い反面 「見んかったほうが良かった」 というところもいくつか。
イラストの元となっている写真は、昭和40年初め、倉敷市営鉄道から移籍して来た頃のものですが、展示されている実車はもちろん後年、各部に改造が施された姿です。
実際、エンジンフードサイドの手すりや、前面ラジエーターの冷却効率を調節できるよう改良した被い板など経年で異なります。
さて、実物を見てイラストはどうするか? イラストは自由にアレンジ出来るのがいいところ。ウソのない範囲で都合のいいように描きますよ。 え~加減な。。。
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