2020.11.25
当社からそれほど遠くない、とある場所に、数年前から気になる廃車が1台あるのです。
何時から放置されているのかはわかりませんが、私が見つけたのが数年前ということです。
夏の間は木々の葉っぱで覆い尽くされていますが、それが落ちる季節になると、またまた、その姿を現します。
そう、いすゞが生んだ名車、117クーペです。
この個体は、いわゆる手作りクーペと言われた初期型ではなく、マイナーチェンジ後の後期型で、しかも最後期の角目タイプだと思われますが、
ジウジアーロデザインの日本車離れした美しい姿は、草ヒロになってもなお色褪せることはないように見えます。
もうこの先、復活して走行することはないでしょうが、部品取りとして見るならば、まだまだ価値は十分にありますね。
他人様の敷地内ですから、間近で各部の状態をチェックすることは出来ませんが、117を所有する人にとっては丸車としてもお宝でしょうに。
このまま土に返ることなく、今のうちに、せめて部品取りとしての活路を見出してくれる人はいないですかねー。。。
いすゞ117、ここに有り。
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