2018.05.01
あと1年で平成も終わり新しい元号になると、最近、報道ではささやかれています。
もう少し時が経つと、昭和は遠くなりにけり、と言われるようになるのでしょうね。
先日より当ブログでアップしている 「昭和レトロ情景館」 ですが、昨日は、館長加瀬君、私の、大学時代の友人たちが4名集まって、お揃いでここの見学と相成りました。 知人たちは四国松山、奈良から脚を運んでくれたわけで、ご苦労様でした。
さて、この情景館は、築200年の古い町家の大改装によって出来た鉄道ジオラマ展示場ですが、これは町家の2階の話です。
一方、1階はと言えば、昔、加瀬君の実家として実際に日々の生活が営まれていた家で、かつては私も、ここにお邪魔したことが幾度かありました。 もう今から45年以上も前のことですが、かすかな記憶が蘇ってきます。
加瀬君の実家は地元の名士ですから、立派な家具、調度品が多くありますが、これらは今、ひと言お声がけ頂ければ、来館者が自由に室内見学をすることが出来るという配慮がなされています。
私はもとより、古民家、町家、その調度品などには全くの門外漢ですが、せっかく開放してくれているのですから、その古き良き時代の雰囲気にどっぷりと浸るのもまた格別ですね。 昨日私は、来館者で賑わう2階を離れて、少しの時間、ここの座敷に座って、道行く人たち、往来の風情を楽しんでいました。 昭和は遠くになりにけり。
(C) 2016 株式会社旭ノ本金属工業所