2017.09.30
ワキ急貨を編成に加えセノハチに挑む。集煙装置装備のデゴニ130号機
先日、備前市三石のIさん宅を久々に訪問しました。
2013年に亡くなった中島忠夫さんの写真集 “煙の旅路” が、昨年、氏の写真を管理する知人や奥さん、ご子息のご意向で刊行されましたが、この写真集を1冊、Iさんから頂くためでした。
中島忠夫さんは、私が高校、大学時代から親しくして頂いた鉄道写真の大先輩でしたが、氏は昭和30年~40年代のそれこそ古き良き時代の、主に山陽筋、九州地方を中心とした蒸機写真を数多く残された人でした。
中島さんは大のC51ファンで、よく、シゴハチファンの私はボロクソに言われました。 「何?シゴハチ? あんなもん、何がおもろいねん!写真も撮ってへんわ。」 という調子。 今思えば、歯に衣着せぬ思ったことをズバズバと、という、良き先輩でした。
中島のチュウさん、というのが、我々のあいだでのニックネームでしたから、私たち年下の連中も、そう呼んでいましたね。。。
そんな中島さん、写真の腕は一流で、カメラアングルから写真の鮮明さ、写し方まで、私は多くのことを学んだ気がします。
この写真集の中には、私が生前に中島さん宅にお邪魔したとき頂いた、氏自慢のお気に入りの写真が数枚あります。
もちろん、私は、それらの写真を額に入れて、今でも部屋に飾っております。
写真集を拝見して私が思ったこと。 今時のデジカメ写真なんぞ、チュウさんやったらボロカスやろなー。。。
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