2017.08.17
先日、加西市で開催されていた 加西・鶉野飛行場展 のことはお伝えしましたが、鶉野関連の今後の加西市の計画はお話ししておりませんでした。
実は今、紫電改の1/1 すなわち実物大のディスプレーモデルの設計が、茨城県水戸市にある広洋社という会社で始まっています。そして年内には製作が開始され、再来年の3~4月ごろには完成させる予定です。
広洋社は、2015年に予科練平和記念館というとこに収められた零戦21型を実物大で製作したことで有名になりましたが、今回の紫電改はその実物大モデルの2機目ということになります。 零戦の次に紫電(改)というと、ちょうど太平洋戦争中の海軍機制式採用順どおりでおもしろい因縁ですが。。。
展示場内の写真は主催者の許可を得て撮影
現在、正式決定ではないのですが、加西市と鶉野平和祈念の碑苑保存会とで、今も残っている飛行場滑走路の端に資料館(仮称 鶉野ミュージアム) を建設し、その中のメイン展示物にこの紫電改を、と計画しているのです。
今回の加西・鶉野飛行場展では、広洋社による、この紫電改実物大モデルの製作過程、計画が少しだけ紹介されており、ようやく計画が動き出したなー、という実感が湧いてきました。
それで15年前、私が姫路商工会議所青年部の委員会で、紫電改発掘プロジェクト を立ち上げた頃のことが、懐かしく思い出されたということです。
鶉野ミュージアムの今後の計画については、動きがあったときに逐次お伝えしてゆくつもりです。 ひとまず、今日のところはこれまで。。。
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