2017.08.15
アスティアかさい3Fの交流プラザでは13日まで、平成29年 加西・鶉野飛行場展が開催されていました。
今年の同展ではサブタイトルが、「本土決戦と戦闘403飛行隊」。 昭和20年5月に編成された、本土決戦、言わば大挙飛来するB29を迎撃するための局地戦闘機での部隊が各地で組まれましたが、加西鶉野飛行場も海軍の特攻隊の基地として指定されました。
この鶉野は紫電、紫電改の基地として、今では有名にもなりましたが、特攻隊の基地だと言うと今だに驚かれる人もいます。
写真 筑波空戦友会
戦後72年。 戦争の語り部がいなくなる、 戦争が風化する、 戦争を実体験した人がいなくなる。。。 毎年、この終戦記念日あたりになるとマスコミなどで取り上げられていますが、実際この先、どうなってしまうのだろうかと、私にでも一抹の不安があります。
鶉野飛行場について言えば、滑走路跡と平和祈念の碑、そして知る人ぞ知る小さな資料館。
戦後72年を経て、ここにきてやっと、飛行場跡地に鶉野ミュージアムの建設、紫電改の実物大模型の製作決定となり、足掛け15年の私の思いが現実となることは望外の喜びです。
本土決戦と戦闘403飛行隊 パネル展会場
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