2017.05.02
今年、当社の新入り車になったトヨタBbのオープンデッキ。
平成14年式ですから、私の身近にある車のなかでは比較的新しい?ようでも、初年度登録から15年になります。
パッと見はきれいですが、細かい部分を見るとやっぱりヤレがあちこちにあります。
先日、普段は滅多に使わない部分をチェックしながら清掃することにして、このオープンデッキの肝、リアデッキ部分をフルオープンにしてみました。 この車の最も特徴的なところですが、左ドアは前後2枚で、後ろのドアは前のドアと観音開きになっています。
この車をあえて購入するユーザーは、当然のことながら、この肝の部分の価値を買ってオープンデッキを決めたのでしょう。
実際に、例えばアウトドア志向のユーザーには、それなりの楽しみ方もあるのでしょうが、私の目からすれば何となく中途半端な、わざわざこんなコストをかけてまで、開放感を演出するギミックを作らなければならなかったのかな?と、思ってしまいます。ボディー剛性を考えると無理なのかも知れませんが、この車ならいっそのこと、キャンバストップか、大きめのスライディングルーフ付きにすれば良かった?
ちなみに、一見ボディー剛性の弱そうなこのスタイルで、ノーマルボディーのBbよりも剛性は高いとのことですから、意外な感じですね。
ただ、見れば見るほど変な車で、とにかく他人が乗ってない珍しい車、という点で、嬉しがりの私には十分満足のいく車です。よくもまあトヨタさんも、こんなケッタイな車を作ってくれたものよなーと、うれしくなります。トヨタさんが時々やる、お遊びというか余裕というか。
スズキのX-90にしても、このBbオープンデッキにしても、稀有な珍車であることは間違いないです。
X-90を、私はかつて一度も見たことがありませんし、Bbオープンデッキは、姫路近辺で2台知っているという程度です。
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