短期間でもこの出来映えです
私の知人が製作を請け負うことになった手柄山交流ステーションの姫路市営モノレール展示物リニューアル。
当初、姫路市から依頼された時は、姫路駅から手柄山遊園地までの1/600の航空写真と、モノレールの手柄山駅、モノレールの車両模型(モノレール軌道上を走行するもの)という、つかみどころのないような話でした。
私はその知人と、何度か検討した上でモノレール展示物のアウトラインを決めました。
モノレール車両は私が製作、手柄山駅と周辺の建物は、ジオラマ作家、いつものO君に依頼することでスタートしました。
さて、私は十数年ぶりに、モノレールの車両を真鍮板からスクラッチビルドかと思っていたのですが、知人が、3Dプリンターによる樹脂製の車体ができないものかと、静岡にある模型製作会社に話を持って行ったところ、やってみようということになりました。
うーんなるほど、今の時代3Dプリンターか!はたしてデータ入力だけで車両なんてものが出来るのでしょうか?
もちろん超アナログ人間の私には考えられないチンプンカンプンの世界でした。。。
一方、ジオラマ作家O君はすぐに構想を練って、具体的に、パーツの形状、数、作業段取りなどを計画し、ストラクチャー作りを始めました。
私がすることと言えば時々、知人とO君にそれぞれのパートの進行状況を訊くくらいでした。
3Dプリンターによる車体。あとは塗装。
そして約一か月半。
モノレールの走行可の1/80の車両模型が塗装などの最終段階を迎え、O君ジオラマも完成間近となって、本日午前中、それらの仮置き、設置調整を行いました。
モノレール車体の方は、動力関係、車体を含めて出色の出来映えで、手柄山駅周辺のジオラマも、これはO君の手慣れた技で、デフォルメも含めてウウーン、と、唸る出来栄えです。
知人が思わず、何とかここまで来てやれやれ。後は最終の仕上げと搬入、設置や。。。大変うれしそうでした。
このプロジェクト、今まで秘密裡に進めてきましたが、一昨日O君がブログに少しチラつかせましたから、もう隠さんでもいいか。。。
製作記詳細は、ジオラマ作家 Zakkanday O君ブログでどうぞ。
トウジ